車を売るときには、査定アップにつながるオプションのことを把握していなければなりません。
いま自分の車についているパーツが査定にプラスになるのかどうかによって、トータルの買取り価格が変わってくるからです。
買取業者によっては、高価なオプションであっても無視して査定したりする場合があります。
そのようなときでも、それを自分できちんと把握できるようにしておかないと、業者にごまかされてしまうことになりかねません。
査定価格アップにつながる人気のオプションはいろいろありますが、なかでも人気が高いのが、サンルーフと電動スライドドアです。
特にサンルーフは、新車を購入する時にしか取り付け出来ないので、かなりのプラスが期待出来るオプションパーツといえるでしょう。
電動スライドドアは、高級車などですべてのグレードに装備されているとプラスになりません。
高級車以外の車種ですと、運転席側はオプションになっていることが多いので、両側がスライドドアになっていたりするとプラスの評価になります。
エアバックやカーナビは、いまやついているのが当たり前の装備になっています。
そのため、通常のものにプラスアルファの機能が付いているときに限り査定価格アップにつながります。
エアバックの場合ですと、サイドやカーテン、足元のニーエアバックなどが付いていると査定アップになります。
カーナビは、バックモニターが付いていたり、最新型の一流メーカー品だと査定アップが期待出来ます。
その他に最近人気が高いオプションとしては、障害物が近づくとブザーが鳴るクリアランスソナーや、サイドモニター、バックモニターなどです。
また、クルーズコントロールやレーンキーピングアシスト、安全制御システムのような最先端の安全装備がついている車はかなりのプラスになるでしょう。
最近はより安全性を求めるユーザーが多いので、こういったオプションは査定価格の大幅アップになります。
逆に、査定アップにつながらない可能性があるオプションパーツが、アルミホイールやエアロパーツなどです。
これらのパーツはセンスの問題があり、好き嫌いが分かれるパーツとなりますので、なかなか査定アップにはつながらないようです。
そのため、出来れば純正のパーツも残しておくようにするといいでしょう。