月別アーカイブ: 2016年12月

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コンパクトカーの方がお得なのになぜか軽自動車が売れる日本

軽自動車というのは、日本でしか売られていません

排気量やボディのサイズを規制したうえで、普通車とくらべて税金などが安くなるというメリットがあるのが軽自動車です。

海外では、そもそも日本の軽自動車の規格が税制に影響することはありませんので、輸出をしてもたぶん売れないでしょう。

しかし、日本では軽自動車が飛ぶように売れているのが現実で、道路を走っている乗用車の3台に1台は軽自動車だといわれています。

軽自動車には、確かに普通車とくらべて税金が安くなることは間違いないのですが、それ以外にはこれといったメリットは特にありません。

車両価格なども、コンパクトカーとくらべて決して安いとはいいがたいものす。

一番グレードの高い軽自動車ですと、乗り出し価格は軽く200万円を超えてしまいます

一昔前であれば、軽自動車というのは100万円前後で買えるという車両価格の安さも大きな魅力でした。

しかし、乗り出し価格が200万円を超える軽自動車が登場するようになると、経済的なメリットの他に魅力が軽自動車にあると考える以外にありません。

軽自動車は燃費がいいといわれていますが、最近のコンパクトカーの燃費もかなりよくなってきており、軽自動車とくらべても遜色はありません

また、税金に関するメリットも思ったほどではなく、たとえば日産のマーチの場合とくらべてみても、4年間でわずか11万円くらいの差にしかなりません。

1年あたりにすると3万円弱ということになります

ちなみに、日産マーチの1.2Lの最上級グレードであるNISMOでさえも、車両本体価格は160万円を切ります。

乗り出し価格でくらべても、200万円を超える軽自動車の上級グレードよりもマーチの方が安くなります

普通に考えれば、値段が高くてエンジンもボディも小さい軽自動車を、たかだか年間3万円ほど税金が安くなるという理由だけで購入するというのは理解しがたいことです。

値段が安くて、エンジンが大きく室内も広いコンパクトカーの方が、常識的に考えればお得だと思えるからです。

しかし、日本国内において軽自動車が乗用車の3台に1台をしめるほど売れているというのは事実ですから、軽自動車に乗ったことのない人には分からない、何か特別な魅力があるのかも知れません。

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車を売る時にはモデルチェンジのタイミングに注意

車の査定額といのは、売却をするタイミングによって大きく変わってきます。

特に注意をしなければならないのが、モデルチェンジのタイミングです。

日本の車は、2年~3年程度の期間でマイナーチェンジが行われ、5年~7年ほどの期間でフルモデルチェンジが行われます。

車を売るときに気をつけなければならないのは、フルモデルチェンジの方です。

車がフルモデルチェンジをすると、そのタイミングで新しいモデルに買い替えをしようとする人が一気に増えることになります。

その結果、旧モデルの中古車が、市場に大量に出回ることになるわけです。

同じモデルの車が市場に大量に出回るとどうなるかといいますと、当然のことながら供給過多により値崩れを起こすことになります。

車を買いたいという人よりも売りたいという人の方が多いわけですから、在庫が増えてしまって相場がどんどん下がってしまいます

中古車市場での相場が下がるということは、下取りや買取店に持ち込んだときの査定額も下がるということになります。

同じ車種で、同じ年式、同じ走行距離の中古車であっても、新しいモデルがでたタイミングというだけで、一気に買取価格が下がってしまうわけですから、売るタイミングというのは本当に重要です。

いま自分が乗っている車のモデルチェンジの情報は、ネットやカー雑誌などで拾うことができますので、近い将来に車を売る予定の人はつねにそういった情報をチェックしておくようにするといいでしょう。

ただ、まれにフルモデルチェンジがあったにもかかわらず、旧モデルがそれほど値崩れしない場合もあります。

それは、モデルチェンジをした新型車が不人気で、あまり売れない場合です。

新型車よりも旧型にこのまま乗っていたほうがいいと思う人が多ければ、旧車が一気に中古車市場にあふれるということもありませんし、新型車の人気が低い分、むしろ旧型車のほうが人気になって、中古車相場が上がったりすることもあります

さすがに、新型車が人気モデルとなるか不人気モデルとなるかまでは予想できませんが、いずれにしてもモデルチェンジのタイミングで、中古車市場の相場が大きく変わる可能性があるということだけは頭に入れておいたほうがいいでしょう。

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走行距離は1年で1万kmペースが基準となります

車を売却するときに、査定に大きく影響するのが年式や走行距離です。

どんなに年式が新しくても、走行距離が伸びていると「過走行車」と判断されてマイナス査定となりますし、どんなに距離を走っていないクルマであっても、年式が古くなればなるほど査定額は下がっていきます。

それでは、どの程度の走行距離が車の査定に影響してくるのでしょうか?

一般的には、1年あたり1万km程度が標準的な走行距離といわれています。

つまり、5年乗った車であれば5万km、10年乗った車であれば10万kmがほぼ標準的な走行距離といえるわけです。

これよりも少ない走行距離のクルマは、優良車として高く評価されますし、逆にそれよりも走行距離が延びていれば過走行車として評価が下がるわけです。

特に、10万kmを超えてくると、査定にはかなり影響してくるといわれています。

地方の中古車が高く売れにくいといわれる背景には、地域的に過走行になりがちだという点があります。

地方の場合、交通機関があまり発達していませんので、通勤から買い物、そしてレジャーまで、車というものがまさに生活に密着しています。

そのため、必然的に走行距離も延びてしまう結果となります。

その一方で、都内に住む人などが所有する車は、走行距離が非常に少ないケースが多いです。

東京都内では、通勤は基本的に電車ですし、買い物などもわざわざ駐車場まで車を取りにいくのが面倒なので自転車で行ってしまったりします。

そうなると、車を使うシーンというのは土日祝日などのレジャーのみということになります。

5年落ちなのに、走行距離が1万kmほどしか走っていないクルマも都内では珍しくありません。

ただし、都内で車を所有している人は、屋根のない月極駐車場で車を保管していることが多いため、屋根付き車庫で保管することの多い地方の人の車にくらべて、ボディは傷みやすい傾向にあるといえるでしょう。

走行距離では不利な地方の中古車ですが、ボディに関しては都会で売られている中古車よりも痛みが少ないかも知れませんね。

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タクシー専門の買取り業者も存在します

一般の中古車を売るには、新車を購入するときに下取りに出したり、中古車の買取り専門店に売却するという選択肢があります。

よほどひどい状態のクルマでなければ、売却先に困るということはないでしょう。

しかし、タクシーの場合はどうでしょうか?

一般の中古車買取り店に持ち込んでも、まず買取りをしてくれることはないと思います。

理由としては、一般の人がタクシーの中古を買うことはまずないからです。

そもそもタクシーはガソリンで走る車ではありません

プロパンガスを燃料として走るために、一般の人がタクシーを買ったとしても、燃料の補給で不便を感じることになります。

また、タクシーは1年で10万kmほどの距離を走行しますから、中古として市場に出回るときにはすでに30万kmや40万km程度の走行距離になっていることが多いものです。

タクシー会社のように、会社としてしっかりとメンテナンスをする自信がなければ、30万kmや40万kmを走行した車を、一般の人が買うというのはかなりの勇気がいるはずです。

そういった理由から、タクシーの中古車は一般の人にはまず売れませんので、基本的に買取り店への売却も困難ということになります。

それでは、タクシーの中古はどこに売却すればいいのでしょうか?

実は、「タクシー専門」の買取り専門店というものが存在するのです。

中古タクシーを専門に扱っている会社であれば、タクシーの中古を探しているお客様との接点が作れることになりますから、買取りをしたタクシーが売れずに在庫になってしまうなどということもありません。

また、実際に中古のタクシーを買いにくるお客様も、いま現在タクシー会社を経営している人がほとんどなため、走行距離が30万kmや40万kmであってもまったく驚きません。

実際に、タクシーの買取り専門店の場合には、走行距離が40万km未満であれば高額査定が可能なようです。

もし、走行距離が20万kmということになれば、超優良車として買取りをしてくれるようです。

10万kmを超えると一気に査定額が下がってしまう一般の車とくらべると、その価値観の違いに本当にびっくりですね。